【経験者が語る】海外駐在員に必要な英語力とは?:勉強方法も解説

海外で働く
悩んでる人
悩んでる人

自分の仕事は海外駐在する可能性がある。実際どの程度の英語力が必要なのか知りたい。どうやって英語力を伸ばしていったらいいのか知りたい

そう言った悩みを持つ方のために現役の海外駐在員の私が、必要な英語力の目安を解説します。

この記事を読めば、海外駐在に行くには、どのくらいの英語力が必要かがわかります。そのレベルに到達するために、どう勉強していくかもわかるかと思います。

私は、現役の駐在員なので、色々な人を見てきました。英語に関しては本当に千差万別で、色々なレベルの方がいます。私が実際に仕事をしてきてわかったことなので、これから海外駐在する人にとっては参考にできるはずです。

それでは、早速見ていきましょう。

海外駐在員に必要な英語力とは?

身も蓋もない結論ですが、人によって違います。

なぜかというと、一口に海外駐在と言っても、どこで働くか、何の目的で仕事をするかによって必要な力は変わってくるからです。

大きく分けると、以下のファクターによって変わります

駐在する国は、英語圏か非英語圏か?

仕事の内容は何か?誰とするか?

これからタイプ別に解説をしていきますが、おそらくあなたの仕事もどこかに当てはまるはずです。

英語圏なら英語は必須

まずは英語圏に駐在する方。アメリカ、イギリス、オーストラリア、などですね。この方々は、基本的にはかなり高度な英語力を要求されるはずです。

営業や経営層の方は必須でしょうし、技術系の方には通訳がつくかもしれませんが、それでもある程度は英語で会話できなきゃ仕事にならん、と思います。

私自身は英語圏への駐在経験はありませんが、英語圏で働く駐在員の方とお仕事することはあり、そこで見てきた感想です。

非英語圏なら現地語が重要(でも英語は必要)

非英語圏への駐在の方。私もタイに駐在しているのでこのカテゴリーに入りますが、この方々は基本的には英語より現地語が重要になると思います。

ベトナムならベトナム語、中国なら中国語、インドネシアならインドネシア語、です。タイも英語が話せる人はある程度いますが、タイ語でなきゃ話が伝わらない人は、沢山います。

ただ、会話は現地語であっても、読み書きは英語というケースが多いです。現地語でメール書かれていても分からないので、英語が共通言語になっている会社は多いはずです。社内でも社外でも、基本的な読み書きはできるに越したことはありません。

ただ、繰り返しますが、メインは現地語です。ある程度英語ができれば、極めても使う場面はないのでコスパは悪いです。英語がある程度出来る人は、現地語に力を注いだ方が良いと思います。

海外駐在員に必要な英語力は、仕事のタイプによっても違う

仕事の内容によっても分かれます。仕事の内容(任務)によっては、驚くほど英語を必要としない人もいます。タイプを3つに分類してみました。

海外駐在員3つのタイプ

タイプ①:日系企業が相手の仕事

タイプ②:外国人相手にモノやサービスを売買する

タイプ③:外国人を管理する

タイプ①:日系企業が相手の仕事

日本人相手にものを売る仕事です。結構このパターンで駐在している人も多いと思いますが、この場合ほとんど日本語で成立するケースもあります。

お客様が海外進出してきたからあわせて進出した部品や素材のメーカー・商社。こういった仕事の場合、相手方は日本人です。日本人相手に日本風のサービスをすることが目的なので、英語ができるかどうかは二の次になります。

こういった仕事をしている人の場合、英語ができなきゃ仕事にならないわけではないですが、よっぽど営業や技術に特化していない限りは、ある程度の英語は求められるかもしれません。

タイプ②:外国人相手にモノやサービスを売買する

外国人を相手に商売する場合、かなり高い語学レベルが求められます。一般的にこの仕事をしている人は、英語はある程度出来る必要がありますし、プラスアルファで駐在国の言語ができる方も多いです。

例えば、日系の商社でインドネシアから商品を仕入れて、アジア各国に販売するという会社があったとします。その場合、インドネシアのメーカーと商談するためにインドネシア語を、アジアの各国に販売するために英語とその国々の言葉を少々しゃべりながら商談することになります。メールの共通言語は英語です。

こういった仕事をする人は営業やマーケティングなどの職種の方が多いと思います。もちろん、こういった仕事を片言の英語でこなしている人はたくさんいます。(そのことは別記事に書いてますので参考にしてみてください)

ただ、英語ができるに越したことはないタイプの職業です。

タイプ③:外国人を管理する

一定の年齢を超えた方だと、現地の会社の責任者をするという人もいるはずです。このレベルの方に語学が必要かと言われると、もちろんないよりあったに越したことはないのですが、微妙なところです。

日本に本社がある会社の海外子会社の管理をする場合、いの一番に求められるのは、経営力です。リーダーシップがあり、財務会計に度明るく、その会社の製品やサービス、技術に対して深い理解があり、なおかつ本社から「こいつになら任せたい」と思われるような人柄と実績があることが大事ではないでしょうか?

語学よりも、重要なことがたくさんあるのがこの層の方々です。

ただ、会社を動かしていくには、人を動かしていかねばなりません。レポート類は英語でしょうし、指示も英語が多いと思います。会話はともかく、歩いていどの読み書きはできるに越したことはありません。

海外駐在を予定している人向け:英語の学習法

これから海外駐在を目指す方

将来駐在する可能性があるという方は、時間があるので今のうちに英語の勉強をしておいたら良いでしょう。どこに赴任するか決まっているのであれば現地語を勉強してもよいですが、ランダムであれば英語をまずは勉強しておくのがおすすめです。

目安としてはTOEIC700点程度が一つの目安と思います。もちろん会社によりけりで、人材ひしめく一流企業であればTOEIC900点がぞろぞろいるでしょうし、やっと海外展開を始めた中小企業であればTOEIC500点の人材を探すのだって一苦労です。

目安は会社によりますが、ポイントはその会社の中で英語ができる人だと思われることです。

海外駐在が決まった方

海外駐在が決まった方、おそらく1ヶ月か2ヶ月で渡航されるのだと思います。語学に不安があるという方に、とっておきの一夜漬けの勉強方法をレクチャーしておきます。

まずは、お金をかける方法

駐在までの期間だけだと思えば短期集中でできますし、ダイエットでおなじみのRIZAPには、英語に特化した返金ありのプログラムがあります。

>>RIZAP イングリッシュの詳細を見る

時間がない人は、お金で解決するのもおすすめ。返金保証もあるのでリスクはないですね。

2つ目はお金をかけない方法

私はこれまで100冊以上英語関連の本を買ってきたと思いますが、ダントツでおすすめできるのがこの本です。

以下のTweetにも書いてますが、実際のビジネスの場面にあわせて例文が収録されてます。辞書的に使えるので、この本で勉強してもよいし、赴任するときにもっていって辞書代わりに使ってもOK。

赴任が決まっている人は、準備が忙しくて勉強どころじゃないという人もいるかもしれません。

私が駐在して感じたあってよかったものをまとめてますので、この記事を見て必要なものを準備してみてください。

海外で生活したことない方は、何を持っていったらよいか分からない人も多いと思います。厳選25選なので、ぜひ参考にしてみてください。

最後に、海外駐在中の方へ

海外駐在中の方、身を削って働かれてることと思います、お疲れ様です。Twitterもやってますので、同志としてぜひ絡んでもらえれば嬉しいです。

この記事を書いた人
しろくま

タイのバンコクに在住。ブログ書いてます。
海外駐在の体験や、株式投資に関してブログ書いてます。本業×副業で資産を増やして、2026年にセミリタイアが目標。
他の国にも住んでみたい。

しろくまをフォローする
海外で働く
しろくまをフォローする
しろくま日記

コメント

タイトルとURLをコピーしました