【2021年版】NIKE(NKE)の銘柄分析:株価・業績・配当

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NIKEに投資したい

業績はどう?投資しても大丈夫?

株価は?割高じゃない?

そんな疑問に答えます。

NIKEは世界でも有数のスポーツブランド。ほとんどの人が知っているのではないでしょうか?

好きなブランドや会社に投資したいと考えるのは自然ですが、有名な会社だから業績がよいとは限りません。有名な会社だから安心して投資したけど、実は業績が悪くて損をするというケースは多々あります。

ただ、企業の事業や財務内容が分かっていれば、失敗するリスクを減らせます。リスクが減れば、安心して投資できます。

本記事では、NIKEに投資をしたい人のために、NIKEという会社を徹底解剖します。

株価や業績、配当金などのデータをまとめ、事業内容や将来性についてはなるべくわかりやすいようにIRレポートの情報をまとめています。投資判断に必要な情報をつめこんでいますので、きっと参考になるはずです。ぜひご覧ください。

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それでは、早速見ていきましょう。

NIKE(NKE)の株価・業績

株価

現在の株価のデータは以下になります。

finviz dynamic chart for  NKE finviz.comより

長期で見ると、2000年代後半までは伸びが緩やかでしたが、2010年頃より株価が急激に上昇しています。直近6カ月は株価は横ばいですが、高値を維持しています。

2010年頃の株価は20ドル前後でしたが、現在の株価は131.94ドル(2021年6月13日現在)です。この10年で約6倍に成長しています。

業績

直近の業績をまとめました。

売上は、増減を繰り返しながらも上向きです。2020年は、コロナの影響がありスポーツシューズやうウェアの売上が伸び悩みました。ただ、スポーツイベントもへり支出も減ったため、売上は減ったものの利益は確保できています。

売上利益
2017年34.35B4.24B
2018年36.40B1.93B
2019年39.12B4.03B
2020年37.48B2.54B
NIKE(NKE)4期業績

グラフにすると、こんな感じ。

[ninja_charts id=”54″]

動的チャートになっているので、カーソルをあてると数字が見えるようになっています。

NIKE(NKE)の企業概要

基本データ

以下が基本データです。

NIKEは、スポーツ関連製品を扱う企業。一般消費財・サービスの銘柄です。

ニューヨーク証券取引所に上場していて、NYダウの銘柄のひとつでもあります。

名称ナイキ
NIKE
ティッカーシンボルNKE
市場NYSE(ニューヨーク証券取引所)
セクター(GICS)一般消費財・サービス
指数構成NYダウ
S&P500

企業概要

NIKEの発祥は1960年代までさかのぼります。創業者のフォル・ナイツは日本でオニツカタイガーの販売権を得て、アメリカでランニングシューズの販売をはじめます。しかし、トラブルなどが重なったことでオニツカタイガーとの契約を終了、独自生産を開始します。これが、スポーツ用品メーカーとしてのNIKEのスタートです。

NIKの事業領域
  • シューズ(Footwear):スニーカー、ランニングシューズ、スパイク等
  • アパレル(Apparel):スポーツうウェア
  • アクセサリー(Equipment):サングラスなどスポーツ関連備品
  • コンバース(Converse):スニーカー、コンバースはNIKEの子会社

2020年における、売上の比率は以下の通り。

  • シューズ(Footwear):23.3B(62%)
  • アパレル(Apparel):10.9B(29%)
  • アクセサリー(Equipment):1.2B(3%)
  • コンバース(Converse):1.8B(5%)

数字だけ見ると、圧倒的にシューズの売上が多いです。スポーツウェア等も展開しているので意外ですが、今でもシューズがNIKEの主力製品です。箱根駅伝でほとんどの選手がNIKEの厚底シューズを履いていたのも話題になりましたね。

地域でみると、アメリカでの売上が41%でトップ、EMEA(欧州、中東、アフリカ)が26%、中国が19%、アジアが14%と続きます。販売網はグローバルに広がっています。

将来性

スポーツ市場は今後も拡大が見込まれます。サッカー、ゴルフ、バスケットボールなど幅広い市場にリーチしており、今後も伸びていくでしょう。

一方で、スポーツ用品は競争が激しい市場です。アディダス、プーマ、アンダーアーマーなど競合も多く、顧客の好みも変わっていくので常に新たな開発が必要。NIKEが新しい商品で市場をとれば、他社も新たな商品を開発してきます。開発力が勝負を分けるでしょう。

NIKE(NKE)の配当金

配当データ

配当利回り0.83%
年間配当額$1.10
権利月2月・5月・8月・11月
配当支払月4月・7月・10月・1月
連続増配年数19年

19年連続増配銘柄です。毎年増配を続けています。

配当実績

配当実績をグラフにしています。四半期ごとの配当額の推移です。

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右肩上がりで増配しています。

配当利回り推移

次のグラフは配当利回りの推移です。

[ninja_charts id=”52″]

配当利回りは、1%を割り込んでいます。10年ほどの履歴を見ると、1%~1.5%ほどの間で推移しています。増配は続けていますが、その分株価もあがっているので配当利回りは上がらずむしろ下がってきています。

配当利回りは比較的低い部類に入るでしょう。

増配率

増配率のグラフです。

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10%以上の増配を続けています。これだけ増配しても配当利回りがあがらないのですから、株価の高さを物語っています。

まとめ

まとめです。

NIKE(NKE)株の特徴
  • ダウ平均30銘柄のうちの1つ、セクターは一般消費財・サービスに属する
  • スポーツ用品最大手、シューズが売上の柱で、アパレルやアクセサリー等の製品も展開
  • 業績伸びているが、2020年はコロナの影響で減収減益
  • 株価は伸びており、2010年頃と比べると6倍にまで成長
  • 19年連続増配を続けており、増配率も10%程度を維持。しかし、株価が高いため配当利回りは低い

以上、NIKEに関するデータをまとめてますので、投資判断の参考にしてみてください。

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この記事を書いた人
しろくま

タイのバンコクに在住。ブログ書いてます。
海外駐在の体験や、株式投資に関してブログ書いてます。本業×副業で資産を増やして、2026年にセミリタイアが目標。
他の国にも住んでみたい。

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