【2021年版】ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の銘柄分析:株価・業績・配当

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ジョンソンエンドジョンソンに投資したい

業績はどう?投資しても大丈夫?

株価は?割高じゃない?

そんな疑問に答えます。

ジョンソン・エンド・ジョンソンは世界最大のヘルスケア企業です。名前を知っている人は多いでしょう。

本記事では、ジョンソン・エンド・ジョンソンの株価や業績、配当などを解説します。また、ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業内容、将来性についてもみていこうと思います。

記事を書くにあたっては、生データを見るのを大切にしています。ジョンソン・エンド・ジョンソンのIR情報、株価や配当のデータを見て、投資判断に必要なエッセンスを抽出しています。参考になると思いますので、ぜひご覧ください。

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それでは、早速見ていきましょう。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の株価・業績

株価

現在の株価のデータは以下になります。

finviz dynamic chart for  JNJ finviz.comより

長期で見ると、大きな下落もなく、右肩上がりで推移しています。

上のグラフを見ると、ダブルトップのサインがでており、高値で取引されていることが分かります。

2010年頃の株価は50ドル前後でしたが、現在の株価は165.97ドル(2021年6月5日現在)です。この10年で約3倍に成長しています。

業績

直近の業績をまとめました。

売上は、右肩あがりに成長しています。利益率も非常に高く、ここ3年は18%程度の利益率にて推移。安定して利益を出しています。

売上利益
2017年76.45B1.30B
2018年81・58B15.30B
2019年82.06B15.12B
2020年82.58B14.71B
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)4期業績

グラフにすると、こんな感じになります。

[ninja_charts id=”40″]

動的チャートになっているので、カーソルをあてると数字が見えるようになっています。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の企業概要

基本データ

以下が基本データです。

ジョンソン・エンド・ジョンソンはヘルスケア企業。ヘルスケアセクターの銘柄です。

ニューヨーク証券取引所に上場していて、NYダウの銘柄のひとつでもあります。

名称ジョンソン・エンド・ジョンソン
Johnson & Johnson
ティッカーシンボルJNJ
市場NYSE(ニューヨーク証券取引所)
セクター(GICS)ヘルスケア
指数構成NYダウ
S&P500

企業概要

ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ヘルスケア企業です。消費者に知られているような商品だと、ばんそうこうの代名詞となった「バンドエイド」、マウスウォッシュの「リステリン」、コンタクトレンズの「アキュビュー」などがあります。また、医療用医薬品と医療機器も手掛けています。

ジョンソンエンドジョンソンの事業領域
  • 医療用医薬品(がん、免責疾患、精神・神経疾患等)
  • 医療機器(手術関連器具、縫合糸、止血剤等)
  • 一般大衆薬(バンドエイド、リステリン、アキュビュー等)

売上の比率は以下の通り。

  • 医療用医薬品: 45.6B(56%)
  • 医療機器:   23.0B(28%)
  • 一般大衆薬:  14.1B(16%) 

消費者からすると一般大衆薬のイメージが強いですが、売上の柱は医療用医薬品です。医療機器でも結構な売上をあげていますね。

以下のデータは、地域別の売上データです。

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アメリカでの売上が50%以上、欧州やアジアでの販売もありますが、まだまだアメリカでの販売が中心の会社です。

将来性

新たな製品開発や市場開拓ができるかが今後の成長のカギを握ります。

先行他社には遅れをとっていますが、コロナワクチンの開発を進めています。実用化が近そうな見込みです。欧州各国ではなかなか認可をされていませんが、今後認可されてくると、新たな事業領域となるかもしれません。

先行他社には遅れをとっていますが、コロナワクチンの製造を手掛けており、実用化が近そうな見込みです。欧州各国ではなかなか認可をされていませんが、今後認可されてくると、新たな事業領域となるかもしれません。

一方で、ベビーパウダーにアスベストが混入していた問題で、裁判にをしておりました。消費者が、40億円の賠償を求める裁判です。「J&Jに21億ドル支払い義務、ベビーパウダー訴訟-最高裁が訴え退け」とのニュースにある通り、ジョンソン・エンド・ジョンソンに21億ドルの支払い命令が下りました。今後の株価にどういった影響を与えるかは、注視する必要がありそうです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)の配当金

配当データ

配当利回り2.55%
年間配当額$4.24
権利月2月・5月・8月・11月
配当支払月3月・6月・9月・12月
連続増配年数59年

59年連続増配銘柄です。毎年増配を続けています。

業績もいまのところ良好なので、今後も増配は続けていくと思われます。

配当実績

配当実績をグラフにしています。

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右肩上がりで増配しています。

配当利回り推移

次のグラフは配当利回りの推移です。

[ninja_charts id=”42″]

配当利回りは、ここ最近の株高により低下しており、2.5%程度となっております。

2021年6月現在は株価が高く、配当利回りは低い水準となっています。

増配率

増配率のグラフです。

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増配率は、5%程度となっています。毎年安定して一定割を増配しているので、今後も増配が期待できそうです。

まとめ

まとめです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株の特徴
  • 世界有数のヘルスケア企業
  • 医療用医薬品、医療機器、一般大衆薬の3つの事業領域からなる
  • 売上は医療用医薬品が多く、販売国はアメリカが多い(50%を超える)。
  • コロナワクチンが認可されてくれば事業には朗報、一方でアスベスト訴訟では敗訴
  • 株価は右肩あがりで、その分配当利回りはやや低い水準で推移
  • 59年連続増配銘柄で、今後も安定的に増配が期待できる

以上ジョンソン・エンド・ジョンソンに関するデータをまとめてますので、投資判断の参考にしてみてください。

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以下、関連記事です。

ジョンソンエンドジョンソンの製品を扱うドラッグストアであるウォールグリーン・ブーツ・アライアンスの分析記事です。

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この記事を書いた人
しろくま

タイのバンコクに在住。ブログ書いてます。
海外駐在の体験や、株式投資に関してブログ書いてます。本業×副業で資産を増やして、2026年にセミリタイアが目標。
他の国にも住んでみたい。

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